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2019年09月11日

ヒラトモファン必見の展覧会 ☆ プロローグ

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事の始まりは一本の電話から。
アール・ブリュットや現代美術の作品をユニークで印象的な視点から企画する美術館、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの横井さんから、ヒラトモ作品出展依頼の電話がありました。
依頼には続きがあります。ヒラトモさんにNO-MAがある滋賀県近江八幡を観光してもらい、近江八幡を舞台にした新作の制作をして欲しいとのこと!
そしてさらに、この展覧会は鑑賞に障害のある人をサポートする取り組みがあり、美保さんを触って感じられるように立体化?!する構想が。
さらにさらに、音声ガイドの受信機が美保さんのぬいぐるみになる?!!という構想も。
ヒラトモさんにとって夢のような依頼がやってきました。
世の中はお盆休み真っ最中の8月12日、近江八幡観光に行ってきました。

「近畿イベント」
ヒラトモさんに近江八幡観光とお仕事の依頼の話をしたら、自ら「近畿イベント」とタイトルを付けやる気満々。
お仕事なのだからやると決めたら最後までやらないといけないんだよと話したら、「なにがなんでもやる!」と心強いお言葉。横井さんにプレゼントするとゴルフスタイルの美保さんの絵も描き(なぜゴルフスタイル? 中部国際空港近くのゴルフ場だそう)心待ちにしていました。
「近畿イベント」当日のメンバーは、ヒラトモさん、NO-MAの横井さんと山田さん、撮影の長岡さん、ヒラトモお父さん、途中参加でお母さん、La Manoスタッフ朝比奈です。
なぜ撮影が入るかというと、音声ガイドにヒラトモさんの言葉を反映させたいということと、展示会場で10分位の映像を流したいとのこと。
前日入りして朝9時半頃 近江八幡駅に集合。そこから撮影は始まります。

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAへ
現在は、「忘れようとしても思い出せない」というなんとも印象的なタイトルの、記憶をテーマとした展覧会が開催されています。
この日のために、東海道新幹線をイメージした白地に青いラインが入ったTシャツを着てくるくらい電車好きのヒラトモさんは、車窓の風景を連続して描く作家、齋藤勝利さんの作品の参考資料として、スタッフが撮影した実際の車窓の風景を延々と撮影した映像の前から離れません。
自分のデジカメを取り出しその映像を写真に撮ります。実はヒラトモさん、自宅でも電車などのDVDの画面を撮ってコレクションしているのです。フレームで切り取られた風景は、ヒラトモさんの感性を刺激する要素があるのかもしれませんね。
それは二階で展示されていた、撮影の長岡さんが所属する「おうみ映像ラボ」による滋賀県内の伝統行事や生活記録の映像の前に座り、じっと見つめるヒラトモさんからも感じました。古い8ミリフィルムの映像には、子どもが列車の玩具で遊ぶ様子やダムなども映っていて、ヒラトモさんの心を捉えたようでした。
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ヒラトモさんの作品を展示する会場「まちや倶楽部」へ
「まちや倶楽部」は酒蔵跡建物を利用しています。
奥の方に広がる酒蔵だった頃の面影が残る空間に、ヒラトモ作品を展示するそうです。
大きな樽やかつての様子がうかがえる道具類などが残る空間は、工場のような空間が好きなヒラトモさんの心をくすぐったよう。
どんな展示になるのかワクワクします。

「お堀」へ
豊臣秀次によって造られた八幡堀の風景は、商いの町として繁栄した当時の面影が感じられます。水路に沿って石垣や石畳が続き、時代劇のロケ地にもなっているそう。
ドブ、水路、沼、ダム湖、水たまりなどの水辺が好きなヒラトモさんのテンションは上がり、お堀端に生えていたドクダミの葉をちぎり水に浮かべ、その上に小石を乗せ、葉が沈む様子を眺めるという遊びに夢中。
みんなでその様子を眺め、ヒラトモワールドにいざなわれました。
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「初雪食堂」へ
お昼は、なんだか郷愁を誘う響きの「初雪食堂」へ。
麺類から定食まで何でもそろっている食堂は、地元の人と観光客で賑わっていました。ヒラトモさんは大好きなお肉♡「トンカツ定食」をいただきました。
炎天下を歩き続けた後のほっと一息。なつかしい雰囲気の店内で和み、キチンと煮出した味のする冷たい麦茶をおかわりして喉を潤しました。
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美保さん試作品
いったんNO-MAに戻り、デザイナーさんが持ってきた美保さんの立体化の試作品を見せていただきました。また、どうなるのだろうと興味津々だった美保さんのぬいぐるみの試作品は、縫い製品製作のお仕事をされているNO-MAの山田さんのお母様が製作されたそう。舞台裏はアットホームで和みます。
まだ試作の段階ですが、美保さんの雰囲気が表現されておりヒラトモさんはご満悦。この日一番の笑顔でぬいぐるみの美保さんを見つめます。とても嬉しかったのか、気に入らないところは直しますよという申し出にも「大丈夫」と甘いチェック。横井さんが気を利かせてくださり、七分袖にするのと土足のつま先をもう少しとがらせるのをお願いしました。
ヒラトモさんはよほど気に入ったのか「おもらいする」と美保さんのぬいぐるみを離しません。制作者の了解を得てお持ち帰り出来ることになり大満足。
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ちょっと休憩、クレープとシェイクのお店「Kolmio」さんへ
最後のスポット八幡山ロープウェーに行く前に、ヒラトモさんの大好きなスィーツを食べに行きました。
町家を改装した広々とした店内でクレープをいただきました。黄色い生地のクレープは、ヒラトモさんが特別なときにするコスプレ「のび太スタイル」のシャツの色のイメージだったらしく、「のび太スタイルと同じ黄色」と、まずはクレープだけ熱心に食べていました。
スイーツもヒラトモスタイルですね。
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八幡山ロープウェーへ
「美保さんシリーズ」に箱根ロープウェーが出てくるのですが、実は怖がりなヒラトモさん。ちょっぴり緊張しながらロープウェーに乗り込みます。
上り下のロープウェーのすれ違いを期待していたようでしたが、距離が短いのですれ違いはありませんでした。残念。それでもロープウェーが鉄塔を通過する瞬間を楽しんでいました。
八幡山山頂には豊臣秀次の居城がありましたが、現在は石垣を残すのみです。立派な石垣からは、当時の繁栄ぶりがしのばれます。琵琶湖からの風が心地よく、しばらく緑の中の散策を楽しみました。
そしてその後、ヒラトモさんの心を奪う光景が待っていました。展望広場からは、琵琶湖や水郷地帯、安土山、近江八幡の街並みなどが一望できたのです!
ヒラトモさんの目は、小さく見える電車に釘付け。双眼鏡を見つければ電車を探してずっと覗き、新幹線が見えるスポットではもう夢中。「新幹線のすれ違い」を興奮して見つめています。
私は、九州新幹線開通を記念して創られた是枝監督の「奇跡」という映画を思い浮かべました。九州新幹線開通日の上下線一番列車がすれ違う瞬間に、奇跡が起こり願いが叶うという都市伝説を信じた子ども達のお話です。八幡山山頂は「恋人の聖地」として認定されているそうで、新幹線のすれ違いを見たら願いが叶うというスッポットにしたら、観光客や恋人たちがが押し寄せるかもしれませんね♡ でもすれ違い回数が多すぎてありがたみがないかも…
炎天下の中、新幹線を熱心に眺めるヒラトモさんを残しみんな木陰に避難している中、撮影の長岡さんだけが長時間付き合っています。映像を撮る人の気力はすごいですね〜。
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「近畿イベント」の旅。近江八幡をヒラトモさんの視点で眺めると、観光スポットもヒラトモワールドになってしまいますね。
私はヒラトモ目線を楽しみながらも、近江八幡の、古くからの建物や文化を残し新しい感性と融合させている取組に触れ、心が豊かになりました。
効率優先が加速するる現代、古いものを慈しむ心は、非効率だけれども大切なものへの眼差しや、昔からの繋がりを思い出させてくれるように思います。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは、その名の通り近江八幡の街並みに溶け込み、新しい文化を発信していますね。このような企画に参加させていただき、とても嬉しくワクワクします。
さあこれから、ヒラトモワールドの近江八幡を、作品に仕上げるというお仕事が始まります。
どんな作品になるやら、楽しかった「近畿イベント」がヒラトモさんの心の中で熟すのをじっくり待ちましょう。
(朝比奈)

*展覧会情報
ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MAと周辺の町家など6会場
会期:2019年9月21〜11月24日
posted by La Mano at 09:00| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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