3日間だけの展示ですが、アート・デザイン・障害が繋がり広がっていくような充実した展示でした。
アート部門は、それぞれ独特の世界観を持つ作家の作品が、天井の高い広い会場にゆったりと展示されており、贅沢な空間を楽しむことができました。

関係者・お客様が集まる中、テープカットが行われました。
その後の集合写真を撮る機会に平野さんの背中を押して参加するよう促したら、なんと文化庁長官と国立新美術館館長のお二人の間に収まってしまいました。緊張していたのかきりっとした表情でした。さすが大物です!

また、美保さんはアンデルセンの童話「赤い靴」のカーレンに扮する場面もあり、カーレンは育ててくれたおばあさんが死の床についている時に赤い靴を履いて舞踏会に行ってしまったため、赤い靴が勝手に踊り続け止まらなくなり、首切り役人に赤い靴ごと足を切ってもらうという衝撃的な結末のお話ですが、平野さんはカーレンが青い靴を履いていることにしてドブに沈ませるということにすり替えています。そこから義足にも興味が行ったのでしょう。

平野さんにとってはとても貴重な経験となり、身体感覚の世界も広がったのではないでしょうか。作品にどのように反映されるかとても楽しみです。
平野さんにとっても「ここから」始まる展覧会になりました。
(朝比奈)

